1年生 スクールカウンセラー・山田先生による心理授業

3月6日(月)、1年生がスクールカウンセラー・山田先生による心理授業が行われました。
まず初めに学級を4つのグループに分け、床においてあるフラフープを真っすぐのばした人差し指で持ち上げて目的地まで運ぶというアクティビティーを行いました。もちろん一人ではできませんが、複数でやるのもなかなか難しく初めはうまくいかないグループがほとんどでした。しかし次第に上手くできるようになり最後にはどのグループも成功できるようになりました。
では、上手くいくようになったのは何があったからでしょうか?山田先生は「会話によってみんなが協力できるようになったからですよ」と教えてくださいました。確かにはじめはみんながばらばらに頑張っていて、かえって上手くいきませんでしたが、どのチームからも「こうしたらどう?」「私はこうするからあなたはこうしてみて」「みんながこうするから私はこうすれば上手くいくんじゃないかな」という声が自然と聞こえ始めだんだんと成功に近づきました。 
山田先生は「人と会話することは大事で、毎日一緒にいるクラスの人とでも会話をしないと上手くいかないのだから、これから社会に出て初対面の人とうまくやっていこうと思ったら会話がどれだけ大事かがわかると思います。社会に出る前に、今のうちに失敗してもいいから会話に挑戦してほしい。失敗することもあるでしょうが失敗がいずれ力になりますよ」教えてくださいました。
会話のコツは「キャッチボール」です。相手が受け取りやすい(わかりやすい)ボール(言葉)を投げること、相手が投げやすい(話しやすい)ように構えてあげる(聞いてあげる)こと」です。とても大切なことを楽しく学べた時間になりました。